2017年6月14日水曜日

キングダムの楽しみ方

先日再販されました、ライナー・クニツィアの名作
キングダム
このゲーム、大変面白いゲームなので是非やってみてもらいたいなと
そういう訳で、キングダムの楽しみ方についてちょっと語らせてもらおうかなと


とりあえずこのゲームは
・相手にマイナスを押し付ける
・自分はなるべくマイナスを押し付けられないようにする
・自分だけが知っているタイルがとにかく貴重
三行説明だとこんなことになります



ポイント

空き場所は危険

どういうことかと言うと、例えばあなたがマイナスのタイルを引いた場合どこに配置するか考えればわかる話なのだけど当然自分にとってマイナスになるような場所へ置かないわけなんですよね
城を置く場合、もしその縦横に空きがあるならそこにはマイナスタイル、ドラゴンが配置されると考えて間違いないです
特に3人以上の場合は、自分以外全員がそこにマイナスを置こうとすると思っていいです
レベル4の城を置いたら他、全員がその城の周りにマイナスを配置しようと狙ってきます
その城の周りに多少プラスタイルが配置されていても、そんなの一瞬でチャラになる可能性があります
ドラゴン置かれたら一発でマイナスなんで
こう考えるとすでにタイルが配置されていると言うことがどれだけ重要かということがわかると思う

このゲームの肝は、だんだん明らかになる情報から城の配置タイミングを見極めるゲームと言ってしまってもいいと思う
ゲームが進むとタイルがどんどん配置されていくので、そこからなにが残っているかがわかってくる
あとあれとあれが残っているから、じゃあこのタイミングでここに城を配置しても最悪でも〜点とれるなとか

あと終盤にプラスタイルを引いた場合、相手の得点にしかならないような場所にしか配置できないとなったとしても、引いたタイルは必ず配置しないといけないルールなのでそういったことになれることができると上手く立ち回れるようになると思う
例えば残りタイルがプラスタイルしかないと言うような状況の場合、自分は城を建てて他プレイヤーにタイルを配置してもらうと言う選択肢もあり得るわけで

プラスタイルは必ずしも自分で引く必要がないとか、そういうちょっと変わった点のことがわかるとこのゲームが一段と面白くなると思う



前半の立ち回り
ここでは美味しそうな場所をなるべく作らないようにすることが肝心
なぜなら美味しそうな場所を作ってしまうと他プレイヤーに城を置かれてしまうからね
美味しそうな場所を作らない行動は結局自分に跳ね返ってくるのだけどとにかく他プレイヤーの利になる行動は控えること
自分にとって有利なものは他プレイヤーにとっても有利なのでとにかく嫌がらせの精神で
序盤での城配置は禁物
この段階での美味しそうな場所は全くあてにならない
ドラゴン、山で一発でひっくり返るから


中盤
縦横全てに1枚以上タイルが配置されたあたりから中盤でしょうか
この辺りから隙があれば城の配置を考慮に入れてもいいかも
誰かが美味しそうな場所を作ったら即城配置するような心構えで
ここでも重要なのがやっぱり他人に利することのないように
とにかく嫌がらせの精神で
あと、目立つ行動は控えること


終盤
各縦横に空きが1程度になったあたりから終盤でしょうか
この辺りからなにか配置、得点決定みたいな流れになると思う
ので、実際どれだけ点数を獲得できるか考えながらの配置になると思う
通常自分に割り当てられたタイルを置くのはこのあたりになるんじゃないかな
中盤あたりでもいいのかもしれないけど、中盤だと置く場所が判断できない気がするのだよね
せっかくだから終盤の盤面が固定されていく段階で使いたいところだよね
ただしこの割り当てタイルの配置タイミングは本当に一瞬、と言うか一回しかないと思っていい
ここだと言う、その時を逃さず配置したいですね



このゲームで唯一欠点を挙げるとするならゲーム終了時の得点計算なんだよね
まあ仕方がないのだけどさ
でも、プラス点もらえると妙に嬉しかったりマイナスの時はやけに悔しかったりするところは良いところですよね

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