ゲームのメカニズムのランダム要素に関して思うところを
先ずプエルトリコ、とにかくこれ
ランダムの話するならって言うかプエルトリコがいかに良くできたゲームかを述べたいがためのエントリーだったりするんだけど
プランテーションタイルのめくりのランダムからあれだけ多彩な展開を演出できているところがはっきり言って奇跡的
ランダム要素のお手本みたいな作りで本当に素晴らしい
ゲーム要素の大部分が固定要素でできているから反復で遊びやすい、さらにランダム要素が極めて小さな要素なので影響範囲も手ごろで理解しやすいと思う
プエルトリコのメインは建物だったり役割選択で、その辺りは固定できているところが堅牢だなと
いまだにプエルトリコを越えるランダム要素の使い方にお目にかかれてない
昔のシャハトも上手だったなと思う
王と枢機卿、パトリツィア、ハンザなんかランダムの扱いがうまいと思う
膨大な選択肢のなかからランダムで選択肢を絞ることによって手軽に遊べるようにできているわけで
ルチアーニのランダムに対する考え方がやっぱりイマイチって言うか、またこれかって感じで辟易する
結局ツォルキンとかのめくり運に落ち着くんだよね
ツォルキン、マルコポーロ、グランドオーストリアホテル、バラージ、ニュークレウム全部同じ
カードゲームでとりあえずシャッフルしてランダムに手札配るってのがお決まりなんですけど、あれにもなんか不満あるんだよね
だからウィザードのビッドとかヴァスシュティッヒなんかに優位性を感じるところがあって手札の配り運をなんとか乗り越えようとかそもそもランダムで配るなとか
そう考えるとトランプトリックゲームもなかなかいいですね
ってことで、ゲームをプレイしてみてこのランダムの使い方はうまいとかそういうこと考えながらゲームやってみるのもいいのではないでしょうか
他にはこのドラフトはどうかと思うとか、このメカニクスは全然効果無いとか非常に効果的だとかそういったのもあります