最も尊敬する天才デザイナーであるライナー・クニツィアの名作ヘックメックについて思うところを
購入の経緯
とりあえずクニツィア作品で普通に購入できるものを買っていた時期があってその時期に購入しました
その時期はなにも考えないでクニツィアのゲームだからと買ってました
棚に余裕があった時期ですね
購入後ルール読んでみると面白くもなんともなさそうなゲームだなと思っていたのでしばらく放置してました
実際遊んでみた
ただダイス振るだけの運ゲーだと思ってたのだけどこれが非常に悩ましてく面白いゲームでびっくりしました
事前に思ってたよりも意外と考えるところがあるしインタラクションもしっかりあって戦略性もあってって本当にゲームとして完成されてるなと思いました
やっぱりクニツィアってスゴイなって改めて思いましたね
おおまかなあらすじ
手番には8個のサイコロを振ります。
サイコロの目は1~5と虫が描かれた目です。
出た目から1種類を選びその目が出ているサイコロを全てとって脇によけます。
残ったサイコロを振りなおすことができます。
振りなおした後も、出た目から1種類を選びその目が出ているサイコロを脇によけます。
ただし、すでに選んでいる目を再度選ぶことはできません。
振り直しはサイコロが残っている限り行えますが、すでに選んでしまった目ばかりが出たら手番失敗になります。
また、選んだ目の中に虫の目がない場合も手番失敗です。
振り直しをやめたら、サイコロのポイントを合計します。
この時、虫の目は5と同じです。
合計ポイントと同じタイルを中央から取ります。
合計ポイントと同じタイルが中央になく、ほかのプレーヤーの前にある場合には、そのプレーヤーからとります。
中央にも、ほかのプレーヤーの前にもない場合には、中央に残っているタイルのうち、ポイントよりも少ないものが残っていればそれをとります。
それもない場合は手番失敗です。
タイルが取れる場合には自分の前に置き、その後新たなタイルを取ったらその上に重ねておきます。
重ねられた下のタイルはいきなり取られることはなくなります。
手番失敗の場合は、自分の前に重ねられているタイルの一番上を中央に戻します。
この時、一番ポイントが高いタイルを裏にします。
このタイルは誰にも取られることがなくなりました。
これを繰り返し、はじめ中央に置かれていた21から36までの16枚のタイルが、いずれかのプレーヤーの前に置かれるか伏せられるかしたらゲーム終了です。
手元にあるタイルに描かれた虫に数をかぞえ、一番多い人が勝ちです。
一度選んだ目は再度選べないので、5や虫などの大きい目をいつ選ぶかがポイントになります。
また、より高得点を目指すか危険のないところで止めるかも、大きなポイントです。
確率に沿った冷静な判断をしたとしても、サイコロは確率に従ってはくれません。
でも、運だけでは勝てないのです。
印象に残ったところ
なぜか真剣になっちゃうんですよね
冷静に考えると完全にダイスの出目次第の運ゲーなんですけどね
なぜかムキになってダイス振ってるんですよ
で、一か八かに掛けたり冷静になって手堅く攻めたりの選択が非常に熱いゲームってこのゲームのことなんですよ、ピッタリ
学んだ事
これからはルール読んだだけでゲームが面白いかどうか判断しないで実際やってみようと思いました
いくらルール読んでみて面白そうじゃないからと言って遊ばないで判断は止めようと思いました