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2017年5月1日月曜日

ENIAC―現代計算技術のフロンティア―

http://www.kyoritsu-pub.co.jp/bookdetail/9784320124004


完全に守備範囲外の内容だった

もちろんこういうことをやってくれた先人の存在が現在の快適極まるこの世を支えていると言うのは当然なんだけど、それについては感謝しかないのだけど全然面白くないわ

まあこういうものがないとソフトウェアって動かないんだけどさ、なんかかんか計算機があるっていう前提での話が好きなんだなって

だから日頃動かしている計算機に対してこの機会に毎日ちゃんと動いてくれてありがとうということで感想を終わりにしておきます

あとENIACはノイマン型じゃないんだ

2017年4月13日木曜日

命売ります

三島由紀夫著

「三島由紀夫ミーツ星新一」とでも言おうか三島由紀夫のミステリー長編
ミステリーと言ってもちょっとクセがあってそのあたりの味わいが星新一風かなと


睡眠薬自殺に失敗した男がなんかいろいろどうでも良くなって、じゃあ命売るから誰か殺してくれって言う話
なんだけどなかなか死なない
命を買いに来た人達はそれぞれ命がけの任務を男に与えるがやっぱり死なない
そうこうするうちに謎の組織に命を狙われる事態になるのだけど、そうなると今度は死ぬことが急に恐ろしくなってしまう


死とは、生きるとはどういうことかと言うことを三島由紀夫がどう考えているか
この作品は自殺の二年前に描かれたものだそうなので、この時点では三島由紀夫自身、その後どうするかはっきりしている状態での作品なだけに、それらを合わせて読んでみると非常に楽しめると思う


三島由紀夫の上質な文章でこんな感じの話が読めるというのは貴重
なぞの組織、とても癖のある登場人物達の物語としてもとても洗練された読みやすい作品


ネタバレになるのだけど、個人的には最後の警察に駆け込むところなんかいいですね
全く相手にされないの
そりゃそうなんだけどさ、実際警察にはこういうこと言う人が訪れそうだし
って言うのが面白かったな

2016年11月30日水曜日

さあ、気ちがいになりなさい

なんか再販されたらしいので、未読の話はないのだけど購入することによってブラウンの再販が促されればという期待を込めて


みどりの星へ
そんなにみどりがいいかね
火星でも行ってみたい気がするけどな


ぶっそうなやつら
ほんとうに物騒な世の中だ
んなわけあるかって言う誉め言葉が相応しい


おそるべき坊や
この簡潔な、あまりにもばかばかしい結末に対しては賞賛しかない


電獣ヴァヴェリ
こういう仮想世界こそSFと呼ぶにふさわし


ノック
一見するとホラーな文章を最高にハッピーなものに変えてみせる、非常にブラウンらしいもの


ユーディの原理
これ最高に面白い
私は頭がおかしくなりかかっている


シリウス・ゼロ
火の鳥望郷編みたい


町を求む
このフィクションなのかどうなのかわからないジャンルって言うブラウンの得意技が光る話


帽子の手品
sfと言うよりは怪奇モノ、ホラーってところでしょうかね
まあこういうのもブラウンは得意だから


不死鳥への手紙
もしかして隣のアイツがコイツだったりしてね
それにしても30年起きっぱなしってすごいな
しかし銀河系のかなたから侵入してきた敵に抵抗できるとは思えないのだが


沈黙と叫び
普通に考えても量子力学的解釈を聞いたらまあとりあえずその奇妙さに対してこういった拒否反応をしめすしかできないよね


さあ、気ちがいになりなさい
自分のことをナポレオンだと思い込んでいる人が本当にナポレオンで、さらに本当のナポレオンがナポレオンのフリをして精神病院へ入院するって言う、こんなすごいアホなことをよくまあ思いついたもんだよね


しかし再販するにしてもこうもすでに読んだことあるものばかりされてもね
火星人ゴーホームとか復刊してくれないかなと願いつつ購入したのだけどさ

2016年10月4日火曜日

肉体の学校

三島由紀夫著
おっさんが若い娘を囲う話って普通に多いのだけど、この手のおばさんが青年を囲う話って少ない気がするのはなぜなんだろうかと気になった
って言うよりも別にこういう世界って疎遠だから別におっさんが若い娘との話とか具体的に言われても思い浮かばないんですけど、でもなんか肉体の学校的な話って少ないんじゃないかなと
単純に人気ないのかね、商業的に成功が難しそうだから出版社もやりたがらないから出てこない
読んでいても面白くないのか、おばさんの心理描写とかあんまり興味ないって言えばそうなっちゃうのか、まあ人気なさそうな印象はありますよね、おばさんの心理描写は
どうでもいいって言うか
でもコレ読んだ人は著者が抱いている青年に対しての想いとか言っちゃいそうな内容だな
面白いかって言われると豊饒の海の方が全然良かった気がするな
まあ何て言うか週刊誌の連載で読むにはいいかなと言う内容
文庫本で読むには向いてないんじゃないかな

2016年10月3日月曜日

ポアンカレ予想

と、言われてもまったく良く分かんないのだけど、この世は一体どういった形をしているのか
昔、地球が、大地が球だと言われてそんなわけないじゃんと思った人をとてもじゃないけど馬鹿にできない
位相幾何学は完全に俺の理解、頭脳の限界を超えている
のは当然のこと、至極当たり前なんだけど
立方体の向かい合わせの面の三組がそれぞれつながっている状態がまったく想像できないのは当たり前なんだよな
なんかこの系統の話前後あたりからもう分けわかんなくてこれ以降読む意味あるのか、価値があるのか頭の片隅につねに存在しながらの読書と言うのはツラい
要はポアンカレ登場以前にお手上げ状態に突入していてるという惨状

しかし、発展するためにはとにかくオープンにするってことが重要だなと
人種、宗教、出生など不問にし、とにかくオープンにすることが発展する秘訣だと考えるのだけど、オープンにすることによって失敗した例ってあるのかな
オープンソースは今のところそこまで成功していると言えないのかわかんないけど
今アメリカがトップで君臨しているのは、とにかくオープンだったからなんじゃないのかな
アメリカでは名門とかあり得ないし、黒人奴隷は酷かったけどこれからの伸びしろは黒人にオープンになればなるほど今後の伸びが期待できるって言うところっすかね
そういう点では日本の将来は暗いな
日本の栄光もここまでだな、日本って全然オープンじゃないものね
土建屋とか道路なんかにふんだんにお金をつぎ込むんじゃなくて、それでも道路工事の技術が海外に売れるとかだったらやってもいいと思うのだけど
あと医療もお金使いすぎてる気がするのだが、これだけ費やした費用を外国に売りつけるとかで回収できるのかね
だったり、高齢化の問題を抱えている、抱えそうな国ってあったらそういう国に対して高齢化対策を売ることもできるのだけど、なさそうなんだよな、これだけ恵まれた国なんて地球上では稀な存在だからね

2016年9月19日月曜日

こち亀200巻

とりあえずきちんと終わって良かったですね
ここまで長期連載となった作品でこうやってきちんと終わらせることってある意味難しいことだと思うのだけど、この英断はとにかく賛成ですよね
って言うか199巻買った時、200巻で終わっちゃなんて夢にも思わなかったのだけど、そんでたまたま199巻から感想を記録し初めたら200巻で終わっちゃいましたね
こち亀の他には漫画は一切読まないし、アニメも見ないような立場なのにもかかわらずこち亀だけは買い続けて二十数年ですかね
これを機会に自分とこち亀との思い出でも語っておこうかな
こち亀と最初に出会ったのは、結構はっきり覚えている気がするのだけど、小学生の時、ちょっと、と言うかまあまあのお金持ちの友達の家にこち亀が並んでいたんだよね
多分、全部そろっていた
自分はたまたまなのだけど丁度1976年生まれなんですよ
その友達も同級生だったので、こち亀全巻揃えているなんて当時としては画期的な子供だったよね
しかもその家はまあまあのお金持ちだったので、遊びに行くとお菓子が盛られて出てくるんだよね
その友達が好物だったいちごポッキーは毎回必ず登場したのがとにかく印象に残っている
お菓子以外にもとにかく自分の目から見た時、金に糸目をつけないと言うか、レゴブロックが抱えきれない程あったり、ファミコンはあったりでとにかくすごかったね
当時はたしかコロコロコミックをご贔屓にしていて、ふつうにドラえもんとか読んでたのだけどその時、十歳くらいだったので、なんでこんなおっさんの漫画読んでいるのだと心の中では思っていたのだけど、遠慮して聞けなかった覚えがある
しかし、全然おもしろくなさそうな表紙なのにもかかわらずなぜか沢山あったのが不思議で仕方がなかった
それがこち亀との最初の出会いですね、はっきり覚えてるわ、本棚に並んだこち亀
その時は手に取ることさえしなかったこち亀だったのだけど、それから中学生になってジャンプ読むようになってからはこち亀めちゃくちゃ面白いなって思って集めだしたんだよね
あんまり覚えていないけど、数年、2年くらいかなジャンプ買ってたのだけど殆ど読まないような状態で、終盤はこち亀しか読んでいないような状況だったので、まあ毎週買うのも面倒だということで買うの辞めたんだよね
俺が中学生当時のジャンプって多分スゴイ時代だったのだけど、ドラゴンボールやってたんだよ
でも面白くないから読んでなかったんだよ
あと人気あったのだと幽☆遊☆白書、スラムダンクなんかも載ってたんじゃないかな、全然面白くなかったので読んでなかったけど
ジョジョも何が書いてあるかよくわからなかったので読んでなかったし
今思い出したのだけど、とにかく面白かったのが、整髪料の話でさ、学校にこち亀もってきている人がいてさ、教室の後ろのロッカーに全巻隠して置いてあったんだよね
そこで読んだ話で、整髪料が2種類あって、一つは固めるやつ、もう一方が解除するやつ
そして解除するほうだけ使いすぎて固めるやつだけになっちゃって顔が固まっちゃう話がとにかく面白くて仕方がなかったですね
あと、こち亀で印象に残っているのは、100巻が発売されたとき全然売ってなくてさ、99巻まで全部持っているのに100巻が手に入らなかったんだよ
これはちょっと参った、99巻全部持ってる俺が買えないってどういうことだよって思った
100巻だけ買う気持ちがわからなかったよ
この思い出があるから今回の200巻も少し心配だったのだけど、あくまで推測なのだけど、200巻は結構余剰に刷られているって感じました
100巻当時のこち亀なんて全然人気なくてさ、なんて言うか一番底だったんじゃないかなと思えてくるくらい人気なかったよね
本当に長いことやってるだけって言うか
しかし、コミックス全巻もっている割にはアニメも映画も舞台も見たことがないって言うところがとにかくコミックスファン、原作ファンと言うところでしょうかね
せんだみつおの映画は観てみたいと思うけど、あの映画とか全然見たいと思わないんだけど
仕事で初めて東京に行った時に、これは是非亀有行くしかないなって言うことでとりあえず亀有行ったり浅草いったりしたのはいい思い出ですね
数カ月東京で生活することになった時に一人でこち亀の舞台になったところを実際に巡ることができたのはこれは非常に幸運に恵まれたのだなと思う
でも当時はご当地に言ってもこち亀にまったく触れられていなかった気がするのだけど、いつのまにか銅像とか建ってるからわかんないもんだよね
まあ色々あったけど、とにかく完結してよかったです、いままでありがとうございました

200巻の感想なんですけど
新世代
これ、良いですね、最後のセリフが最終200巻を象徴しているところが素晴らしいですね
200巻に収録されていることが素晴らしすぎますね

メジャーデビュー
だから、あれなんだろうな、この200巻はそれなりの登場人物に最後の登場を願おうって言うことなんだなって言うのがこの話ではっきりわかりましたね
落ち穂拾い的な、だから最終話だけに注目するんじゃなくてこの200巻を通してこの一冊で終わりって言うか
そりゃ40年も続いた作品なんだから最後の一話で終わらせようって無理な話だからコミックス一巻使って終わらせようって言うことで、作者が思い入れのあるホカロってそういうキャラクターだったんだって言うだけだな

顔パス
フータロー引き連れてこういうことをやる話、あったねー
こち亀あるあるだね、この話はオールドファンにはウケるんじゃないかな

根画手部流
こんな人いたっけ?って思いました
って言うかこのキャラって昔ボルボが担当していた気がするのだが

ドローンバトル
特殊刑事関連をこの話で終わらせたんだ
個人的には特殊刑事関連って全然好きじゃないのだけど作者は気にしてたんだなってわかった話

映画エイド
コンサルティング、経営再建ものの話も多かったよね
面倒見るから見返りをってして、上手く行くけど最後にやり過ぎるっていう系統の話をこれでまとめたんだな、ついでに昔なつかしい本田登場

EV-ISETTA
正面出入りできる車もよく登場したよね
昔、エビの看板が落ちてきて、エビに似た車にエビがかぶさってって言う話が印象深い
最後の中川全裸はこういうの最近流行りですね

寿司講座
超神田寿司のまとめ

右京の海
憂鬱、右京とか殆ど覚えがないです、すいません
作者は覚えていたんだ

スナイパーの時代
これも懐かしい系なのだけど、法条を出したかったんだなと言うところとコンバットチームゴリラを出したかったんだよね

芸術論
ここへきての雑学が登場とは、以外
芸術に関してはいろいろありましたからね、赤塚先生のご子息と間違われたり、マッチ棒の戦車とか両津コーナーが用意されたけど隠されたり、マッチ棒のヤマトだったりプラモデルは芸術だというやつ、いろいろありましたね

ドローンの時代
これ読んでいてとにかく思い出したのがタコス配達のやつだね
滑空でタコスを配達するのだけど、だんだん人が減っていく、それに合わせて取り分が増えていくという話

懐かしのビッグワン
デッドストックを探しあてたりする話を思い出した
宝の山を見つけてバービーだGIジョーだサンダーバードだとやっていたね、懐かしい

戦車先生
戦車はあんまり思い出せない、それよりも機関者とかで暴走する方がいろいろあったような

京華の後悔
なんか最近これ多いのだけどなんとも言えません

中川はん出向
大阪のまとめ

夏の旅行II
ジョニーもお気に入りだったんですね

中川家 秋本家 集合
まあそのままなんだけど、新幹線乗らないっていうところが最高に良かった
両さんをも煙に巻くほどの能力の持ち主だったのに、老いたな龍一郎と思いました

部長御乱心
そうなんだけど、個人的に一番好きなのは最後部長が乗り込んでくるのだけど、机の下に隠れているって言うのが好きだったな
あれって部長乗り込みオチの第一弾だったのかな?

永遠の腕時計
まあこのセリフを言わせたかったんだろうな

40周年だよ全員集合
ここはポールだよね、7位の岩鉄岩男も捨てがたいが
1位が両津勘吉と言うところが最高、これは良い

でも、やっぱりなんだかんだ言われても、最近面白くないとか言われていても読者としては勝手にいつまでも続くって思っていたのだけど、やっぱり終わっちゃうんだって言うのは本当はめちゃくちゃ寂しいですね
新しいキャラクターが登場しても全然面白くないとかもう言えないんだって思うと寂しいですね
もう両さんの、途中まで成功してからの失敗、借金って言うのが見れないんだと思うと本当に寂しい

こち亀超書から
戸塚、寺井、本田、法条、小野小町、島雪之丞、真平、前田、野口六郎、屯田、股崎、星逃田、丸出ダメ太郎、度怒り炎の介、開発001号、開発002号、冬本、羽生、インチョキ堂の主人
これらの人達との物語を再び観てみたなと思うと言うことは完全に老害ですね

2016年9月16日金曜日

レター教室

三島由紀夫著
めちゃくちゃな面白さですね
超一流の作家なのにもかかわらずこんなもの書いてるなんて
実際に接したらこういう人なのかな
なんでエレベーターなのかな、そういう職業が本当にあったのかな
あとカラーテレビね
しかし文中で、昔は手紙が重宝されていたものが電話に取って代わられたことを嘆いているけど、現代においては再燃しそうな内容ですよね
昨今の電子メールやらSNSメッセージにおいては、再びレター教室の出番ではないでしょうか
とにかく素晴らしい本
ここまでエンターテイメント性に溢れた、抱腹絶倒の書籍はお目にかからないと思う
たまたま本屋で見つけて、目次読んだだけでぶっ飛んだもの
三島由紀夫程の文才が本気で肉体的な愛の申し込みの手紙を書くとか凄すぎる
我ながら、この稚拙な文章が泣けてくる
同性への愛の告白とかあり得ない、冗談にも程があると言うことが全くわかっていない加減が素晴らしすぎる、賞賛に値する、とにかく最高の作品としか言いようがないです

2016年6月25日土曜日

こち亀199巻

一発目からなかなか面白い
二本目の猫の話もなかなかいいですね
擬人化の話もいいですね
鯨の話はコメダでリアルタイムで読んだな、たまに週刊誌読むのはこれが楽しみで読むんだよね
催眠術とかマンガにするって言うのはなるべくなら控えたほうがいいような、こういうのを本気にする人達がなぜか存在するんだよね
なんで催眠術は本気にするんだろうか
壷入の話は花屋の店員になって葬式へいくことになるところがハイライト
マイソウルナンバーは少し落ちるかな
両さんが入れ替わるパターンはありえるからその逆パターンということなのだろう
しかし199巻は天国の花山リカが頻繁に登場する
少年時代の話は苦手なものが多いのだがこれは最後がいいですね、珍しく湿っぽくない国産ジェット機の話だとは思わなかった
トロリーは最近のこち亀になってしまっている
カラスも猫の話に比べるといまいちな
スーパーカーは途中まで面白くなりそうだったので期待してしまった、まあそういうことで
人間カーリング、成功しちゃうのね、失敗するばかりがこち亀じゃないって
潜水艦いいね、こういうのいいですね、微妙に見つかっちゃうところがいいです
月面車これも非常にいい話しですね、警察手帳忘れてくるなんて素晴らしい
ギリギリいいなー、これはいいですね、こち亀らしさがあふれていていいですね
最後、これ俺ダメなんだよな、このシリーズだけはちょっと無理なんです、すいません
一個前は最後じゃなかったのか本当の最後のはまあこれはこれでファン向けにはいいんじゃないでしょうか
一見さんお断り話と言うことで
しかし表紙に登場する弓道女性が中身に登場しないというのはいいのだろうか

フェルドマン博士の日本経済最新講義

日本はどう考えても高齢者優遇に見えて仕方がないだろうな
農業にまだまだ成長の余地があると言う点は面白いですね
こういう意見はほとんど聞いたことがないから新鮮だった
アメリカの問題点が多数あるって言うのも全然聞こえてこない意見で興味深い
中国経済の減速はこれは良く耳にするよね、いつまでも経済成長できるわけじゃないんだよな
日本はまだまだ世界に対して様々な技術力を輸出できる可能性を秘めているらしい
輸出できるものはハードウェア(物)だけじゃないのだ、ソフトウェアをもっと輸出するべきだということなんだ
まあしかし中国とは仲良くやってきたいところですよね
アベノミクスいいらしいんだ
難民受け入れはチャンスと言われても、言いたいことは分かるんだけど難しいよね、やっぱり
宗教差別がないっていうのは日本は本当に素晴らしいいい国だと思うよ

アベノミクス
デフレ脱却、インフレ、国債買い漁りを日銀が推進
財政政策とかできそうにないんだけどな、できるのかな
成長戦略、日本の農業二十倍いけるんじゃね?
企業を評価する際の指標とか言うとそれを良く見せようとする企業がでてきて困ったことになるんじゃないの
日本の労働市場は遅れているんだな、そうなのかな、これは非常に身近な問題なのだ
移民増えるといいですね、外国人アレルギーは比較的ないような、宗教差別と同じで黒人差別とかもあまりないからやりやすいような気がするのだが
でも、実際に移民する立場の人達はしらないかもね、だから移民する人達にもっとアピールすればいいのに、アメリカみたいに黒人差別とか奴隷制度とかありませんよって
選挙制度って問題ありありだと思うのだけど選挙制度で成功している国ってあるのかね
労働力不足ですかね、そうですか
選挙を義務にするか、投票率を上げる、若者に選挙に参加してもらうには仕方がないかな
でも若者が選挙に参加するメリットってなかなか理解できないんじゃないかな
だって若者って普通に面白いと言うか不満あんまりないって言うかまあ要は若いって言うことがもう素晴らしく恵まれていることなわけで老人は国から保護してもらっても全然若者に及ばないって言うか、若いってことはそれだけ素晴らしいことなわけで
エネルギー問題、四十六億年費やして貯蔵したものを数百年、二百年程度で使いきってしまう人類すごい
太陽から届く熱エネルギーのみで生活できないんですかね、人類全体で貯金を食いつぶしているような状態だ
貯金を使わない、あるいは貯金するくらいの生活と言うと産業革命以前の江戸時代の生活水準になるということなんだろうな、無理だな
電力はやっぱり効率悪いんだ、そりゃ日本は原子力発電したいわな
常々エコと言えば電力だと思っていたのだけどあながち間違っていないのかも
もしかして電車とか全然エコじゃないんじゃないのか
果たして原発推進がいいのか太陽光発電などの発電がいいのか判断できる人間がこの世に存在するのかが疑問なのだが
バイオマス発電微妙だと思うわ
波力、地熱発電ってなんか昔からある気がするのだがいまだにどうこう議論しているのか、だったらもう無理なんじゃね
風力も同上

ビルゲイツさすが、やるな
アメリカも意外と既得権益まみれの近視眼的な集団なんだ
日本はエネルギー改革が二度もあったと言うことなのだけど、日本には資源がとにかく乏しいのでエネルギー問題に対しては怠惰になりにくいんじゃないでしょうかね
代わりに安全保障系は怠惰になりがち、島国でずっと引きこもってきてたからなんだろうけど
そういえば日本は国を上げてのひきこもり国家だったんだ
成果主義いいんですけど現実的に実施できるのかどうかってことなんですよ
売上と労働時間しか成果とみなさないわけにはいかないんじゃないでしょうか
成果を正しく見極めることができるんだろうか
雇用問題については全体的に評価する側の問題のような気がしないでもないのだが
評価機関の不備という一言で片付けられないかね
高齢者の社会保障を少子化対策へと言う意見は大賛成
医療費なんて余裕で減らせそうなんだが
病院に足繁く通う人達を減らせばそれでいいんじゃないのか
この人達は要は暇なんだよ
暇だから病院通ってるんじゃないのかって
都道府県の合併か、こんなことできるのかね
でも合併できたら地方再生もできそうなんだけど
例えば具体的に言うと四国とか九州なんかは一つってことっすかね?
最後に「人はともかく自分はがんばる」

2015年12月23日水曜日

ゼンデギ

amazonに自分を売り込む件が最高に面白かった
このゼンデギが500ページ超えているんだからこれでやれよって話なんだよね

結局結構いい話しってことになっていましたけどね、そういうことでいいんですかね
なんかイーガンっぽくないなと思ってしまったと言うかそういうことを全然期待していないだけに余計にほろっときてしまった気がするのか、ただ単に自分も年取ってきたなとでも言いましょうか
息子を思う親のこころなんて若い時はまったく理解できなかったけどさ

本来のイーガンのイメージだとナシム側に偏っているし読者もそれを求めているのだろうけど、今回はマーティン側にもそれなりに注力されているようでその部分が意外だったな

それなりなお涙頂戴系の物語を読むくらいだったら全然ゼンデギの方がグッとくるものが多い気がするのだが

2015年9月11日金曜日

代替医療解剖

著者
サイモン・シン
エツァート・エルンスト

主な内容
いわゆる主流医療から外れたところに位置する代替医療について
鍼、ホメオパシー、カイロプラクティック、ハーブが主題として語られているが、導入として軽くですが医療の歴史についても触れられている
歴史とは言ったものの、歴史と言うにはあまりにも文量が少ないので歴史とは言えないですが、誤った医療行為についてわかりやすく取り上げられている

で、結局ですね、我々全員が要はモルモットなのだと思う
21世紀人類は医療に関してはまだまだ未開でこれからもどんどん「医療ミス」と呼ばれる行為で命を落としていくであろうことが予想される
ただし、現代人が享受できている、特に我々日本人は人類史上最も確かな医療行為の恩恵を存分に受けられる環境にいることを、これまで犠牲になってくれた人達、解剖用として人体を提供してくれた人達に感謝するべきであると思う
その感謝を忘れずに出来る限りの貢献ができればと思う
できる限りに貢献とは人それぞれに価値観が違うので、差ができてしまうが、それぞれが出来る限り貢献することによって未来の人類へより確かな医療が提供できることを願うばかりです

サイモン・シンの過去の書籍とは少しだけ毛色が違うという印象
別人が書いたんじゃないかなと思えるほど
フェルマーの最終定理も暗号解読も宇宙創成もエンターテイメント性のあふれた娯楽色の強い内容だったと思うのだけど、代替医療解剖はエンターテイメント性は薄いと言うか無いと言ってもいいくらい少ないです
宇宙創成が一番近いかも
宇宙創成は過去の理論がひっくり返されていく歴史を目の当たりにできた素晴らしい内容ですが、宇宙創成は内容が内容だけに現実感が薄く、どうしても他人ごとのように感じてしまいがちですが、代替医療解剖は問題の当事者として捉えられると言う点が大きく異なっていると思います
過去の著書はレポートのようなものに対して、存分にできる限りのエンターテイメント成分を付与してともて興味深い内容へと変貌をとげていると言えます
とくにフェルマーの最終定理は数式がまったく理解できなくても楽しめるような代物へ仕上げている点は秀逸という他ありません
ところが今回は本当にレポートですね、警告、戒めといった要素が本当に強くなっています
内容が医療ということで大変デリケートに慎重を極めたような仕上がりになっていますので読む際は気を引き締める必要があるかもしれません
しかし、この本の内容は非常に参考になると思います
医療について書かれていますが、この本から得られる知識は決して医療分野に特化したものではありません
他の分野にも転換が可能なはずです
直接的にこの本の内容の手法を取る必要はありませんが、取り組み方、問題に対する意識のしかたは非常に参考になると思いました
ポリアの「いかにして問題を解くか」にも共通点を沢山感じ取れます
すばらしい本です
もしあなたが鍼、ホメオパシー、カイロプラクティック、ハーブに興味がなくても読むことをオススメします
この本で取り扱われている題材はこの本の素晴らしさに一切関与していません
問題解決の方法論を知りたい方は是非読んでください

2015年5月26日火曜日

ジョーンズの世界

ジョーンズは自分の死ぬ日が約一年前から分かっていて、その日に向かって毎日を過ごすことの辛さ、凄さみたいなものを感じる話
「なんかこれから先が見えないな」
「ってことはここで死ぬってことなのか」
しかもはっきりこの日で終わるわけではなくて、なぜこのときから先が見えないのかわからない
そんな漠然とした不安のなかで生きていると普通はおかしくなるだろうな
しかもあの死に方だと殺されたかったみたいなんだけど、途中凄腕の殺し屋が狙っている時はなぜか殺されないんだよな
もし未来が予知できたら良いことが無さそうということが分かって、未来は人間にとって不確定だからよかったね

2015年3月22日日曜日

それをお金で買いますか

それをお金で買いますかの感想

災害の影響で物価が上昇する
大賛成
値段が上がったってことで強欲な奴らがこぞって被災地へ物資を送り込もうとするから結果的に被災地に物が増えるし、不要な人たちが安易に買いだめも控えることになるだろうから
例えば普段100円のものが500円で取引されていると知ったら無理して仕入れて現地で捌こうと考える奴らが出てくると思うしそうなれば結果的により多くのものが揃うと思う
そんな危機的状況においてお金出せば手に入ることを喜ぶべきであって真に憎むべきはそんな災害を起こした地球に対してだな

兵士への保証
反対
とりあえず兵士になろうとする時点で怪我するのは当たり前のことで、もともと怪我ありきとして、当然保証も含まれての報酬が支払われていると思うから
無傷で全うしようなんて思ってるんだったら兵士になんかなっちゃだめだろうな
「狙撃されるなんて聞いてないよ」って言い出したんだとしたら終わってるよね
特にアメリカなんかだったら兵士なんかにならなくても他に仕事あるだろうに
そんで兵士の身分なんか保証したら志願者殺到で、それこそ戦争がしやすくなるので兵士なんかになるのは割に合わないってことにしておけば世界平和へ一歩近づくんじゃないかなと思う
精神的な障害なんてもってのほかで肉体的な障害に対しても一切支払うべきではない
論点が戦争反対に変わっている気がするので問題に対する解答としてはちょっと間違っているね

企業救済
アリ
(なんのこと言ってるか不明な気がするけど、多分税金でGMとか救済したことを言ってると思う、救済された企業の役員が相変わらず多額の報酬をもらっていることに対しての)
もともとそこまで貰えて想定内なんじゃないのかなと
救済してもらえる地位にいたんだよ
報酬を保証しないと良い人材が集まらないじゃなくてものすごい特権階級だっただけ
あんた達そうやってでも挽回しないと中国に乗っ取られちゃうよ
税金投入で世界のリーダーの地位が守れたんだからよかったじゃない

快楽の質
無いかな
(これはチケットとかがオークション形式で落札できることに対してだと思う)
冷静に論理的にのみ考えるとこの世の全てはクソで無意味だから質なんかないと言うのが第一印象だけどWRCと全日本ラリーとIRCではやっぱり質は異なると言う思いもあるなあと
もっと言うとF1とWRCは定義上は同質のはずだけどやっぱりF1の方がより上質だと言う感覚は否定できないんだよね
俺はパチンコしないしボウリングもしないしカラオケも興味ないからそれらとラリーと比べると個人的には質に差があるのだけどカラオケとラリーの差はなにかと言われるとなんとも言えないんだよな
モータースポーツの頂点としてF1とWRCが位置しているのならF1の観戦料とWRCの観戦料が同一でないとおかいいことになるのだけどやっぱりなんだかんだ言ってもF1のほうが高額になることは否定できない現実なわけでこれは統一することは無理なんじゃないかな
それこそインディアカとスーパーボウルのシートの値段は統一できるわけがないからね

富の分配
反対
単純に貧困層へ分配することに対して直感的には反対だと思うのだけど、ビルゲイツは別に無から金を作り出したわけじゃないから例えば貧困層へ分配することは是である一面はあると思うんだよね
運が良かったって言うのもなんとなく反対かな
この意見はちきりんの意見に賛成、富は偏らせたほうが全体としては有益になるんじゃないかな
貧乏人全員に一万円配るのは本当に反対です

代理出産
反対かな
そうまでして子供が欲しい気持ちが理解できないのだよな
健康的な理由、と言う事自体難しいのだけど女性、妻が妊娠できない体だとした子供を生むことを諦めて欲しいのだけど
もう養子でいいじゃない
わざわざリスクの高い出産しなくても養子もらおうよ
今の時代育児も娯楽の一つではあるのですが代理出産は反対だな
そりゃ金払えばやる奴いてもなんにも不思議でもなんでもないのだけどさ

アファーマティブ・アクション

先祖の罪を償う
仮に期限を決めたとするとその期限までノラリクラリと牛歩で対応されると辛いんだよね
でも刑事事件でも時効があるように、ある程度の時効は必要かと思う
戦争なんか起こっちゃうとさ罪がどこにあるのかわけわかんないからね
難しいよね
しかもさ百年前の負債って言われてもさ、当時は千円だけど現代の価値では数兆円とか言ってもだったら数兆円返してもらえるわけでもないし、かと言っていまさら千円返してもらっても仕方がないしね
貸し借りするならはっきりと期限と利息を決めて行わないとね
侵略に対する償いに関してはチャラって言っちゃうとボコボコにされそうだからね
言える立場じゃないらしいので
最新の戦争で負けているからね、俺の国
今どきの考え方で行くとチャラかな
戦国時代、大航海時代あたりだったらまだどうこう交渉できる気がするけど今どき他国に侵略戦争しかけるってのも時代遅れ感満載ですからね
揉められるだけお揉めているあの辺りはそんな流暢なこと言ってられないかもしれないけどさ