2017年5月28日日曜日

5/27名古屋EJF

名古屋EJFに参加したのでその報告


マネー
エラッタ見つけたので、その報告がてら遊びました
いつも感心してるのだけど、クニツィアの手がけたこんな感じのゲームって本当にスゴイと思う
結局10種類程度の数字をあれこれするだけでこんなこもの作れるって言うのは素晴らしい

競りで使うものが交換対象になるって言う、こんなことをよく考えつくなと
感心しっぱなし
こんなもん面白いとしか言いようがないんだけどと
でも、普通の人から見ると意味がわかんないかもしれないな
分かりにくそうな気がするけど



八十日間世界一周
1979年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作「Hase und Igel (ウサギとハリネズミ)」のリメイクです
最近発売されたものを早速遊ばせてもらえた

チキンレースをやりたいんだろうな
旅費を稼がないといけないけど、先にも進まないといけないって言うか
そんで先に進む、順位が上がると収入が減る、順位が下がると収入が増える傾向にあって、抜きつ抜かれつを演出している
すごろくっぽいところも古いゲームって言う感じがするし

正直今更これをリメイクするんだって感じなんだけど
それなりに面白いのは面白いのだけどね
八十日間世界一周とはテーマが微妙に合っていない気がするんだけど
日時って言うのはなんていうか絶対的な対象で前後できるものじゃない気がするから、例えば八十日間って言う制限のなかでどうやってゴールを目指すかの方が原作とも合っているんじゃないかなと思ったのが正直な感想ですね



ロイヤルターフ
もってきていた人がいたのでやらせてもらった
プレイ感としては自分の賭けた馬に対してダイス目を適用させたくなるところを、もっと視野を広くして自分の賭け対象となっていない馬を積極的に遅らせることもとても重要だと

ゲーム自体は面白いのだけどやっぱりちょっと冗長かなと
あれをやろうと思うとあれくらいの長さになってしまうのは仕方がないと思うけど、もうちょっと引き締まったデザインだったら間違いなく名作だったんじゃないかなと思った
例えばダイスロール一回で二頭動かせるとかそうするだけで結構展開が早くなりそうなんだが
ちょっと展開の遅さが気になったね

懸念していたコンポーネントですが、実際やってみるとまあこんなもんかって言うか
まあそれなりにショボイんだけどこんなもんと言われればこんなもんかな


今回良かったのはマネーですね、やっぱりこういう引き締まったゲームは素晴らしい
本日も同卓いただいた方々、楽しい時間をありがとうございました

2017年5月18日木曜日

googleの検索結果に対する不満について

googleの検索結果に対する不満について
たまに見かけるgoogleの検索結果に対する不満について
タイトルのみなどのseo対策のみのページが検索結果に表示されて不満だと言っている
これってそのサイトが悪いんじゃなくて明らかにgoogleの不備なんだけどね
本来ならそういったいわゆるseoのみで中身が空のページは検索結果に表示しちゃダメなんだよ
検索結果に表示される責任はサイト制作者にはなくて、あくまで責任は検索結果を生成している検索エンジン側にあるハズなんだけどな
これも皆がgoogle様には逆らわないと言う考え方が身にしみている証拠と言うことなのかな
google様に余計な手間をかけさせる不良サイトめ、許さない
とでも言いたいのだろうか
非常に不健全に感じる
ってかさ、検索エンジンなんて色々あるんでgoogleの検索結果が気に入らないのなら他の検索エンジン利用すればいいのに


やっぱり人類には民主主義とか市場とか荷が重いんだよ
封建的な一昔前の権力者に統治してもらうほうが大衆にとっては荷が軽くていいんだよ
世の中が悪いのは、俺の生活が苦しいのは貴族が悪いってことでギロチン処刑して喜んでいるのが似合っているんじゃないのだろうか
とにかくなんでも悪いのは人のせいにするってことがやりたいんだろうね

2017年5月1日月曜日

ENIAC―現代計算技術のフロンティア―

http://www.kyoritsu-pub.co.jp/bookdetail/9784320124004


完全に守備範囲外の内容だった

もちろんこういうことをやってくれた先人の存在が現在の快適極まるこの世を支えていると言うのは当然なんだけど、それについては感謝しかないのだけど全然面白くないわ

まあこういうものがないとソフトウェアって動かないんだけどさ、なんかかんか計算機があるっていう前提での話が好きなんだなって

だから日頃動かしている計算機に対してこの機会に毎日ちゃんと動いてくれてありがとうということで感想を終わりにしておきます

あとENIACはノイマン型じゃないんだ

2017年4月29日土曜日

4/29 758ボードゲーム会

758ボードゲーム会に参加したのでその報告



ゲシェンク
2回戦で二回とも所有コインゼロで終えられた
ともに1枚獲得でいい線いってたんだけど勝利にはならなかったです
7人だったのでもう少し積極的に取りに行っても良かったかもしれないけどそこまで悪い結果じゃなかったと思うのでまあこんなもんかな
トータルではいいところいってたと思うし


インフェルノ
5人
やっぱり慣れていない人はとにかく突っ張っちゃうんだよねって思ったよ
ある程度のところで見切りを付けることができるといいんだけどね
相変わらず赤が登場すると一気に場が赤に染まるところが最大の盛り上がりどころですね


藪のなか
4人
オインクのゲームはオインクが好きな人の期待を裏切らないもので品質は安定しているなと思った
ポップな印象の割にはエグいゲーム内容
他プレイヤーを陥れるゲーム
そういうことをやらないといつまで経っても終わらない気がするが
積極的に陥れるのを狙うのがいいかも


キングダム
4人
超接戦での勝利ということで嬉しさも格別だなと
しかし良いゲームだな
なんて言うか絶妙なバランスと言うか運の要素もそれなりにあるのだけど実力が如実に現れると思うこのやりとり
つねに悪い予感しかしないとかドラゴンの暴挙とか素晴らしいね
本当に良いゲームだしクニツィアは天才だな、やっぱり


Jump Drive
レースフォーザギャラクシーの簡易版だそうです
どんどん拡大していくしあっという間に収束する
良いゲームなんだけど個人的な好みからは外れですね


二つの街
いがみ合わないドラフト
協力するドラフトっていう良いシステムを作り上げられた良い作品
これまた非常に接戦の結果が出てこちらも素晴らしい出来栄えの作品
多人数ゲームとしてオススメ


ポテトマン
なかなかトリックが取れないトリックテイキング
突然終了するところが特徴的な
稀に訪れる得点機会を逃さない集中力が試される


セレンゲティ
これはなんか苦手
突っ張る時がわからない
いつも負ける
どうしていいのかよく分からん


ドブル
超苦手の個人的無理ゲー


ザゲームエクストリーム
なんか嫌なことがあったのかって言うくらい
これでもかと足かせがはめられたルールになって再登場
こんなことができるということは相当売れたんだなって感じがしますね
やっぱり良いゲームなんだと


キングダムがやっぱりいいですね
今日も同卓いただいた方々、ありがとうございました

2017年4月22日土曜日

4/22名古屋EJF

名古屋EJFに参加したのでその報告


FLAMME ROUGE
自転車レース
スプリンター、ルーラー二台を操作してゴールを目指す
二台はデッキが少々違う
自転車レースらしくスリップストリームと風の抵抗を再現
風の抵抗を受けるとデッキに疲労カードが混ざってデッキが重くなる
コースが色々作れるタイプなので色々なコースが作れそうなんだけど、コーナーが別に特徴がないって言うか、別にまっすぐでも曲がっていても変化ないので曲がりくねるのはただ単に場所の問題ってだけかな
今回は拡張ルールの坂道があったのだけど、これは先ず坂道無しの入門コースをやったほうがいいかもしれないなと思った
内容は結構マジメな感じで思い切ってやるよりは競輪等のように隊列を組んで地味な駆け引きを味わうような代物


簡易スカート
自作?ですかね
三人で1:2に分かれてトリックテイキングを行う感じ
獲得得点を宣言して成功させるタイプ


デモンワーカー
グループSNEの話題のタイトル
ワーカープレイスメントで各ワーカーに個性をもたせたもの
派手だし見た目も楽しめるので初心者相手に丁度いいんじゃないかな
個人的には好みの路線ではないのだけど、こんな感じのゲームが好きな人なら楽しめると思う


コルトエクスプレス
保安官拡張入りで
とにかく保安官が強すぎると思った1:4でも全然相手にならない
多分保安官に対して強盗4人が一斉に襲いかからないとだめなんじゃないのか
1対1だと相当お話にならない、赤子の手をひねるようにやられる
まあもとはsdj作品ということなんだけど、そこまで楽しめると言うよりもやっぱり盛り上がってワイワイ騒いでやるようなゲームじゃないかな
だから拡張なしの方が面白いんじゃないのだろうか
拡張なしでめいめいがそれぞれでわいわいやるほうがいいと思う


X minnt!
やっぱりゲーム終了タイミングがわからないから難しいね


アグリコラ ファミリーバージョン
とりあえずアグリコラ本家はやったことない、フタリコラは経験済みということなのだけど
本家とフタリコラの間ってところでしょうかね、本家やったことないけどさ
でも正直な感想としてはこれやるくらいだったら本家やカヴェルナやったほうがいいんじゃないのって思うんだけど
フタリコラは、あれはあれで結構良いセンいってると思っているのだけど、アグリコラの雰囲気だけ味わいたいならフタリコラ、で、どうせやるなら本家をやったほうがって思ったね
アグリコラほどの大人気タイトルだからこそ発売されたタイトルだなと
やっぱりメーカーも商売でやってるわけで、こういうことになるよね
なんて言うかスピンオフって言うんでしたっけ、こういうの


キングダム
こりゃいいですね
でも、これはダメな人はダメだろうな
相手の邪魔をするしかないって言うか、そういうゲーム
酷い、お互い足の引っ張り合いをするって言う
だけど簡単なルール、コンポーネントも質素なんだけど非常にやりごたえのあるゲームだと思う
タイルを配置するか城を配置するかって言う二択って言うのが本当にクニツィアっぽい
特殊効果も非常に洗練されていて最低限っていうか十分って言うか、とにかく素晴らしい
こういうものを考えだせるクニツィアってやっぱり天才で素晴らしい人だと思う



デモンワーカー、キングダムが良かったですね
本日も同卓いただいた方々、楽しい時間をありがとうございました

2017年4月13日木曜日

ルールの和訳について

ボドゲ始めた頃、最初に買ったのはホビージャパンのドミニオンだった
「この世にはドミニオンとか言うものがあるらしい、なにかよくわからんけどとにかく面白いらしい」と、その程度の知識で購入したっけ
そしてこんなにもとんでもないものが世の中にはあるのかと衝撃を受け、もしかして他にもまだとんでもないものがあるんじゃないのかと思いながら色々調べたっけな
そんで次に買ったのがカルカソンヌ
日本ローカライズ、輸入物とかって当時はそんなことわからなかったから、カルカソンヌは日本語ルール無しの輸入ものドイツ語版を買った
どうやって購入できるかとか、とりあえずわからなかったからamazonで買ったような気がするな
まあこういうものなのかと、なんの疑問も感じないでそういうものなんだと
「やっぱりamazonって何でも売ってるな、すごいな」って思いながら買った
ルールはネットで調べて「インターネットってやっぱり便利だな」って思いながらルールを調べてたっけな


先日、コンコルディアやらせてもらったのだけどその時の役割カードが英語版だったのだけど、久しぶりにちょっと辛いなって思いながらやってて、やっぱり普通にカードが日本語化されているのって実はすごくありがたい、幸せなことなんだなと思うようになった


現在、基本的には日本国内仕様しか買わないようにしている
一度試しにドイツから個人的に購入してみたことがあるのだけど、その時購入したものは日本ではてにはいりそうもないもので、言語依存が低いものに限って購入したのだけど、やっぱり国内で気軽に購入できるって言うのはその体験をしたから結構ありがたいなと実感できているんだけどね
ただ、漠然となんだけど外国産ゲームの国内流通に関してはそこに関わっている人達が微妙に苦労してると思うんだよね
日本語化したものの印刷とかしないといけないし、それの品質確保もだし、間違ったルール添付しちゃったとか、もう本当に色々あるんだろうな、実際のところはあんまりわからないけどさ
しかも、それら負担が最終的には自分たちが負担しないといけないんだよね
海外ボードゲームと同じようなことやってる/過去に同じような状況にあった界隈ってあるのかな
家電とかもそうか、輸入車とかも微妙にそうなんじゃないかな
なんか海外ボードゲームと同じような事情で成功した事例みたいなものってなんかないのかね
もし、そんなものがあるのならそこを参考にさせてもらうのがいいような気がするんだけどね


まあなんか色々ごちゃごちゃ考えてると、ゲームのルールの翻訳も、インストと一緒でなんか志が高くないとなかなかできたもんじゃないよね
ルールの翻訳もローカライズも本当に余分な作業だよな、税金かよ
って思っちゃうよね


まあ日本語版とか日本語ルール付きとか購入すると気にやっぱりどうしても気になるのが値段なんだけどさ、元のドイツ語版とかの原価って言うか本国の値段とかみちゃうとやっぱり高いなって思っちゃうんだけど国内で安心して購入できるって言う点だけ考えてみてもまあこれくらいの値段になるのは仕方がないことなのかなと思うので今はなるべくできるだけ日本語仕様とかを購入するようにしている
もう是が非でも一刻も早く遊びたいとかそういうことでもないしね




って思い返してみると、不慣れな人達にはそういうもろもろの障壁が存在するんだよなって書いてて色々気づいてきた
自分も昔はそうだったよなとか思い出したし
だから色々と海外ボードゲームについて身についた知識をこれからの人達に伝えることが必要なんだろうな
自分も先ずドミニオンとかカルカソンヌ買った時に、もし今みたいに色々分かってたらもう少し良い選択とかできて結果も良かったかもしれないからね
いまどきの事情みたいなものがなんか伝えられるといいんだけどね

命売ります

三島由紀夫著

「三島由紀夫ミーツ星新一」とでも言おうか三島由紀夫のミステリー長編
ミステリーと言ってもちょっとクセがあってそのあたりの味わいが星新一風かなと


睡眠薬自殺に失敗した男がなんかいろいろどうでも良くなって、じゃあ命売るから誰か殺してくれって言う話
なんだけどなかなか死なない
命を買いに来た人達はそれぞれ命がけの任務を男に与えるがやっぱり死なない
そうこうするうちに謎の組織に命を狙われる事態になるのだけど、そうなると今度は死ぬことが急に恐ろしくなってしまう


死とは、生きるとはどういうことかと言うことを三島由紀夫がどう考えているか
この作品は自殺の二年前に描かれたものだそうなので、この時点では三島由紀夫自身、その後どうするかはっきりしている状態での作品なだけに、それらを合わせて読んでみると非常に楽しめると思う


三島由紀夫の上質な文章でこんな感じの話が読めるというのは貴重
なぞの組織、とても癖のある登場人物達の物語としてもとても洗練された読みやすい作品


ネタバレになるのだけど、個人的には最後の警察に駆け込むところなんかいいですね
全く相手にされないの
そりゃそうなんだけどさ、実際警察にはこういうこと言う人が訪れそうだし
って言うのが面白かったな